就活生の皆さん!
今回は「就活やめたい?」などというタイトルから始めていますが、去年の皇帝は本当に「YES!やめた〜い!」と思っていたというか「辞めるぞ」まで思っていました。
「会社に収まりたくない!」「自分で好き放題仕事できる仕事がしたい!」「小説書きたい!」って本気で思っていました。そんな経緯で、大学4年生の夏頃にきっかりサッパリ就活やめちゃいました。
時系列順ではないし、全部ではないですが、実際にやっていたことをまとめます。
本当は就職することに違和感がある方の参考になると幸いです。今後もこの「就活やめた」シリーズは続けると思うので、それもご覧ください!
紙に自分の考えていることを書きまくる!(思考の整理)
A4コピー用紙に自分の思考を書きまくっていました。
実際に紙に書くことによって、自分が何を考えているのか、思考がどこで渋滞しているのか、堂々巡りしているのかが客観的にわかります。ぶっちゃけ、「他の人に相談する」よりも効力が絶大な気がします(もちろん、たまには誰かに相談したっていいんですよ)。なぜなら、自分の本音は自分にしかわからないのと、自分が本当に納得できるのは自分が本心から決めたことだけからです!
本音を炙り出す質問例【『それでも就職したいか?』.ver】
- 就職とは、自分にとって何か
- 就職することで得られるメリットは何か
- 逆に、就職するデメリットは何か
- 就職しないメリットは何か
- 就職しないデメリットは何か
- 就職の何が嫌なのか
- 1億円あっても就職するか
- 来年死ぬとしても就職するか
- 就職しないとしたら、何をするか
などを自分に聞きまくっていました。他にもあるかもしれません。思い出したら追加しておきます。
「1億円あっても」「来年死ぬとしたら」という質問は怖いかもしれませんが、イメージしやすくて効果が高かったと思います。
答えは「自分」!
「就職したくないんだけど、やめてもいいかな?」なんてことをお友達や親に相談しても、 多くの場合は「就職した方がいいと思うなぁ?(っていうかしろよ!)」と言われてしまうのが関の山だと思います(悲)。(だから私は、親含め友人にも誰にも相談しないで決めちゃいました。「ああ、お母さん。就職辞めた⭐︎」って電話で言いました)
なぜかというと、それを言う本人も我慢をして就職してしまった経緯があったり、「そういうもんだ」と思い込んでいたり、会社員以外の世界を知らなかったりする場合が多いからです。(自分の周りで起業している人や就職しなかった人ってどれくらいいますか?)
結局は、自分で決意するほかありません。そのためにも、決意できるだけの自分の心の声をかき集めておきましょう。
人生の最後から逆算した
人生の最後を想像するのが効きました。改めて死について考えると、「死ぬまでにこれをやっていたい! そのために、今は就職している場合じゃない! 早くやりたい!」なんて思い至りました。
- 人生が終わるまでにやりたいことは何ですか?
- どんな生き方(在り方)ができていたら死ぬときに満足しそうですか?
これらは、「人生の軸」がわかる質問例です。
「就活の軸」より「人生の軸」!
よく、「就活の軸」「企業選びの軸」とか聞きますが、あれは「企業を選ぶ」ための基準であって、自分の人生を生きるための基準ではありません。「就活の軸」を考えても何だかしっくりこなかったり、窮屈に感じてしまったりするなら、もしかしたらあなた本来の価値観である「人生の軸」と一致していないのかもしれません。
そもそも、「就職」というのは「人生を生きるための手段」であって、「人生の目的」それ自体ではないんです。それが同一化していると、「就職=いい人生」とという誤解をしてしまいます。
それが進むと、「会社で評価される」「それらしい結果が出る」=「いい人生」「成功」という、息苦しい考え方に囚われてしまいかねません。
本当は、そうではなくて、たとえ評価なんてされなくても、結果が出ても出なくても、自分なりに自分がやりたかったようにできたことが幸福感や満足感につながり、安心して死ねるということにつながるのだと思います。
『死ぬまでにやりたいこと』と本気で向き合う
そういうわけで、「世間体とかそっちのけで、自分が本当にやりたかっとことって何だろう?」ということを本気で考えました。
その結果、「個性発揮したい」「自分の裁量でガンガン好きなことやりたい」「時間や場所にとらわれたくない」「小説書いていたい」など、自分の本音に辿り着きました。もともと「やりたいこと」は思いつくほうだったのですが、本音がわかるまでは、「社会的な評価」や「人の役にどう立てるか」のような無駄な基準を入れ込んでしまっていて、純粋にやりたいことではなかったのだと気づきました。
下記に、参考になった書籍や動画をご紹介します。
八木仁平『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』
単行本
kindle版(少しお安くなってます)
体系的に「やりたいこと」を探せるように構成されていて、順番通りにやっていけば自ずとやりたいことが見つけられると思います。質問が豊富に載っているので、自分で本音を探る質問を考えなくていいので時短になります。
また、「幼少期好きだったこと」にヒントがあると教えてくれて、非常に助かりました。幼少期って一番素直な時期ですし、本当に好きでやりたいことがそこに眠っているのだと思います。
幼少期を振り返ることで、心理学やスピリチュアル分野で言う自分の「インナーチャイルド」の理解が進み、そのインナーチャイルドを今の自分が受容することで、自分の潜在的な能力(「好きの力」と言うのかな?)を発揮しやすくなり、「好きなことでお金を稼げる」に至るのだと今になって分析しています。潜在意識の観点からも、理にかなっていると思います。
「正社員にならなくたって生きられるよね?」を確認・検証・インストールする
経済的不安から脱却して、安心ベースの思考に一旦入ってみる
就職を辞めたいけどやめられない要因の一つに、経済的な不安があると思います。「お金足りなくなったらどうしよう?」ですよね?
はい。そんなことはわかっていましたし、皇帝も考えてしまっていました(笑)。
「労働者」という身分に限定するなら、正社員にならなければ、正社員になった人たちよりもそりゃあ稼ぎは少ないでしょうね。
でも、「正社員じゃなくても生きられるし、死ぬわけじゃない」んですよね?
世の中にはパート・フリーターといった正社員ではない雇用形態で生活している人はたくさんいます。
多くの就活生って、それを見落としているというか、見ていないような気がします。(「アルバイトに就職決まったから就活終了!」とかいってる就活生皆無ですよねw)
「非正規労働=死」みたいな公式が刷り込まれていないでしょうか? 非正規の人だからといって必ず死ぬわけじゃないし、生きているのに。
ただ生活するだけじゃなくて、趣味にもお金が欲しい!
と思われるかもしれませんが、その通りですね!
でも、この段階で皇帝が注力していたのは、「就職して、正社員になって、たくさん稼がなきゃ。面接に受からなきゃ」という自分を追い込むような思考から、「たくさん稼がなくたってとりあえず生きることはできるね」という安心感ベースの思考に切り替えることでした。
今思うと、そのような安心感に切り替えられたからこそ、「じゃあどうやってプラスαお金稼ごうかな?(ワクワク)」になっていけたのだと思います。
「生活に必要なお金はアルバイトでも稼げる」ことを確認した
要は、「正社員にならなくても生きていけます」という情報をインストールすればいいんです。
そのために、「じゃあ実際にアルバイトで稼ぐとして、生活できそうか」ということを、自分の生活費や時給を調べて計算しました。(上記の「A4紙に書きまくる」のやつです)
その結果、「YES」 でした!
「就職失敗」「就職しない」=「死』が思い込みなのだとわかって、解放されたような気分でした。
就職をしてもしなくても、生命維持には関係無い。そこで思い込みを外せたからこそ、「じゃあ自分が好きな方に行ってもいいかな」とも思えて、就職をしなくても生活をしていく構想が現実味を帯びていきました。
今からでも始められる
もしあなたが就職辞めたいと考えているのなら、それを実現するための行動は今からでも始められます。
「今は何となく考えがモヤモヤしていて、まとまらないなぁ〜」と思っているのであれば、紙に書いてください!
え?「紙がもったいない?」
あなたの人生が進まない方がもったいないよおおおお!!
コピー用紙の束なら、大学の購買でも売っていますよね?
なんなら、今すぐポチりますか?↓↓↓(Prime対応しているのですぐ来ますよ?持ち帰らなくていいしw)
就職活動を進めながら、「就活やめるかもしれないプロジェクト」を進めていたっていいんです!何かしらピンと閃いたことがあるなら、何でもいいので行動してみてください。その後に、どんどん道は作られていきます。
皇帝のYouTubeチャンネルでもお話ししました!参考までにどうぞ(2024/11/03更新!!)
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