やりたいことリストを作ってみよう
新学期・新年度の始まりに伴い、今年度の目標を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、やりたいことリストの作り方、活用方法、筆者が実際に作ってみて感じた効果についてご紹介します。
もう作っている方も、まだ作っていない方にも役立てる情報があれば幸いです。
やりたいことリストとの作り方
やりたいことリストの作り方は、一言で言うと、
紙やWordなどに、なんでもいいから「死ぬまでにやってみたいこと」や「心惹かれること」をひたすら書き出す
です。
これだけだとざっくりし過ぎているので、もう少し具体的にお話しします。
使うのは紙よりもGoogleドキュメントやWordがおすすめ
まず、GoogleドキュメントやWordに書くのがおすすめです。理由は二つあります。
- 紙に書くのと比べて編集が簡単だから
- 場所・時間を問わず見返しやすいから
1. 紙に書くのと比べて編集が簡単だから
例えば、後で項目の順番を入れ替えたり、勉強、仕事、家族、趣味、資格など、カテゴリーごとにまとめることができます。
2. 場所・時間を問わず見返しやすいから
スマホで編集できる状態にしておけば、外出先でも、手元に紙がない時でも、いつでも見返したり、新しい項目を追加することができます。
スマホにWordなどのアプリが入っていない方は、ダウンロードしていただくか、まずはメモ機能などで試してみるのもいいかもしれません。
実現可能性や世間体は気にしないで、自分の欲望に忠実に
リストの内容は、なんでもいいです。達成したらうれしいことを思い浮かべてください。
「〇〇に行ってみたい」「〇〇をみて見たい」「〇〇できるようになりたい」など、簡単なことでも、難しそうなことでも、達成したところで人に褒められなさそうなことでも、本当になんでもいいです。
実現可能性や世間体は考慮しないで書いてください。それを考えてしまうと、本当に望んでいることが出てこなくなってしまうと思います。人に見せなくていいので、自分の欲望を解放してください。
最初は小っ恥ずかしいかもしれません。慣れてくれば、だんだん楽しくなってくるはずです。ニヤニヤしながら書いてください。
まずは10個を目標に、だんだん数を増やしていく
いざ書き始めたら、「全然書けないよ」という方もいるかもしれません。
そんな時は、最初は10個を目標に、続いて20個、30個というように数を増やしていくといいと思います。最終的には、100個を目指しましょう。
「100個なんて無理!」と思っても、大丈夫です。別に、100個書かなくてもいいです。
大事なのは、「自分にはまだこんなにやりたいことがある!」と気がつくことです。そのために、100個という大きめの数を目標にして、自分の欲望をどんどん解放しましょう。1回で書き切らなくても大丈夫です。新しく思いついた時に、どんどん追加していってください。
筆者は現在、70個まで書いています。自分の欲望を素直に書き出し、コツコツコツコツ、思いついた時に新しい項目を追加していた結果、そうなりました。
重要な項目にハイライトを入れる
いったんリストを作ったら、次はその中でも最も重要だと思う項目にハイライトをつけてください。できれば5つ以内がいいと思います。
こうすることで、リストを見返した時に、今自分が何を一番望んで生きているのかが明確になり、そのために必要な具体的な行動に繋げやすくなります。
+α 重要な項目の下に、そこまでのステップを考えて書いてみる
こちらは、応用編です。リストを作るのに疲れちゃったよという方は、一旦休憩してくださいw
今みなさんが最もやりたいことの実現にいたるまでのステップを、上から下へ、逆算して書いてください。
例えば、「歌ってみた動画をYouTubeで公開したい」だったら、
- ユーチューブに動画をアップする
- 編集する
- 撮影する
- カラオケに行く、もしくはスタジオに行く
- 歌いたい曲を練習する
- 歌いたい曲を決める
のようになります。結構具体的になりましたよね?
このステップについても、現時点での実現可能性はあまり考慮しなくてもいいと思います。「とりあえず」書いてみて、「こういうやりかたもあるかも」と認識しておくだけでもイメージが具体的になります。
活用方法
リストを作ってみたら、それをどのように活用できるのかについてご紹介します。
リストを眺める
できれば毎日、リストを眺めてください。
まずはざっと、全体を見渡します。
「ふんふん。わたし/おれこんなことやりたいんだなー」といった感じです。ニヤニヤしながら妄想を膨らますのもいいでしょう。
次に、潜在意識に刷り込むようにして、ハイライトを入れた項目に意識を集中させてください。リストをみていない状態でも、ハイライトした項目を言える状態を目指しましょう!
なぜここまでするのかというと、人は意識しないと、つい忘れてしまうからです。
私たち現代人は忙しすぎます。
LINEやメールの通知に、とめどなく流れてくるSNSの情報、こなさなければいけないTo Do、etc.
何も意識していなければ、あっという間に時間がたち、忘れます。
だからこそ、やりたいことリストを眺めて、意識に刷り込みましょう。
忘れかけていた夢や願望に意識が向き始めるはずです。
やりたいことを実現するためのステップを、毎日の予定に反映させる
みなさんにとって重要な「やりたいこと」を実現するための行動を、毎日の予定に入れてください。
「それを叶えるために、今日何ができるだろう」
これを考えながら1日を開始し、そしてできれば、夜寝る前に、「それを叶えるために、今日は何をしただろう?」と自問してみてください。
「なにもできなかった…」という日もあるかもしれません。
多くの人は、そんなことも考えずに1日を終えてしまいます。意識するだけでも、すごいことなのです。
やりたいことリストを作ってみて感じたこと
自分の嘘に気がつき、欲望に素直になれる
本当はやってみたいと思っていたけれど押し殺していたものが出てきて、「本当はこれがやりたかったんだな」と気づくことができました。
欲望を意識できることで、自分に必要な情報やアイデアが入ってくる
ふとした時に、やってみたいことの実現に必要な情報や、「これはどうかな」「こうすればいいんじゃないか」というひらめきが降りてくるようになりました。
時間への意識が変わる
時間への意識の変化は、とても大きいです。
- 「自分のやりたいことを実現するためには、嫌いなことをやっているほど自分の人生は長くない」ことに気がついた
- 意識的に朝の時間を使うことにした
- イベントや誘いがあった時、参加することで「本当に参加したいのか」「自分の人生が豊かになるのか」ということをシビアに考えるようになった
このように、時間の使い方の意識が変わってきました。
一つでも達成できたとき、自分の人生を生きている感じがする
日々のToDoリストのように、達成できるペースは速くはありません。
それでも、何か一つでも達成できたとき、(筆者の場合は「鎌倉旅行に行く」でした)自分が自分の人生をコントロールしていて、望んだ通りに生きられているような気がして嬉しかったです。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのやってみたいことの実現の一助になれれば幸いです。
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